中高年登山の落とし穴<加齢と体力の関係>体力ギリギリ登山はとっても危険

山歩きの心構え

中高年登山の遭難・ケガ・滑落が多発しています、中高年はまず自分の現在体力を自覚しなくてはいけないんですね。

年齢も60に近くなり体力UPのためにスピードハイクやジョギングなどをはじめた訳なんですが、トレーニングをすればするほど、自分が考える以上に体力低下を痛感します。

そんなときに購入したのが「山と渓谷」「体力ギリギリ登山はとっても危険!」「登山力 養成講座」。

 

中高年登山者には必読の本だと感じました。

 

一番参考になったのは「加齢と体力の関係」

 

体力は悲しいかな、年齢とともの低下していきます。問題は加齢による体力低下で一番激しいものは平衡性だということを知りました。

筋力、持久力、柔軟性などはある程度トレーニングで改善されます、ところが目の衰えと平衡性の衰えはそう簡単にはいきません。

敏捷性は60歳になっても20歳の約70%は維持されます、持久力は約65%、柔軟性約55%、脚筋力約50%、ところが平衡性は30%以下です。

過去に「この頃つまずきやすい」「よくバランスを崩す」「転びやすい」などの記事を書いたんですが、まさにこれが原因だったんですね。

中高年の登山でのケガ・滑落の一番の原因は「目の衰えと平衡性の衰え」ではないかと思います。

 

中高年が登山を楽しみたいならば日頃のトレーニングは必須、プラス「目の衰えと平衡性の衰え」を自覚する、これが大切なんですね。

 

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